寺本ゼミナールでは、8月3日（日）のオープンキャンパス時に学科独自の企画のひとつとして、管理栄養士の中心的な業務の片翼である給食提供に関する実習である「給食管理実習」の紹介をおこないました。

給食管理実習の授業内で学生が作成した献立をもとに、寺本ゼミ所属の学生が中心となり改良を加えてオープンキャンパス用のランチメニューを提案し、当日は松崎ゼミ、山田ゼミ、角田ゼミの有志の学生を含む18名が厨房作業・食堂運営に参加しました。

当日の健康栄養学科模擬授業終了時に、来場者のうち希望者を募りジャンケン大会で80名分の食券を配布し、給食管理実習室食堂にてランチの提供をおこないました。

献立は、ポークストロガノフ、フレンチサラダ、とけないアイス風デザートです。なお、とけないアイス風デザートは、松崎政三教授の研究室での卒業研究をもとに開発され市販されている商品です。

参加した在校生にとっては、授業での提供数以上の食数にチャレンジし、厨房作業を体験できること、第3者に提供した献立の評価を頂けることなど、通常の授業だけでは得られない学びが大きかったようです。

ランチを試食していただいた来場者の方々には、食堂での案内など不慣れで行き届かない点もあったかと思いますが、下膳時には「おいしかった」「ありがとう」とのお言葉をいただくことも多く、学生にとってモチベーションを高める充実した体験となりました。来場者の方々にも、健康栄養学科での実習の一端を垣間見、将来を楽しみに感じていただけたならば、うれしく思います。

(献立紹介パネル)

(献立)

寺本　あい（栄養学部（現 健康栄養学科））