教員紹介

栄養学部教員コラム vol.122

2017.11.17 管理栄養学科 菅 洋子

おかみさんキッチンin空き家おっぱまのま(地域交流会)

デザイン学科の学生有志が中心となって2014年より取り組まれている「空き家改修プロジェクト」は、横須賀市の谷戸地域で問題となっている空き家を改修し活用するプロジェクトです。

このたび、このプロジェクトチームによって改修された「おっぱまのま」において地域交流会が開催されました。
今回の交流会では、横須賀市の佐島漁港で水揚げされた魚介類を「魚行商」として販売している福本さんが執筆された「おかみさんレシピ」の中から代表的な魚料理を地域の方と一緒に作成したり、紹介したりすることを試みました。おかみさんレシピは、福本さんが魚行商をする中で単に魚を販売するだけでなく、調理方法についても紹介してきたものを数年にわたり神奈川新聞社のweb版「カナロコ」で紹介していたものが100レシピに達したことから書籍としてまとめられたものです。このおかみさんレシピの発刊にあたり、本学科の4年生7人が魚料理に合う副菜を考案し、一人1ページを担当しました。
今回の交流会では、初めておかみさんこと福本さんと、執筆に携わった学生7名がコラボレーションし、太刀魚のピザ、カツオのユッケ風、アジの揚げワンタンなどの魚料理と、カボチャの豆乳スープ、ラタトゥイユ、ほうれん草の白和えなどの副菜を作成し、交流会において参加者の皆さんに試食していただきました。

交流会には、横須賀市の上地市長、三浦半島地域活性化協議会会長である平松氏(かながわ信用金庫理事長)、京浜急行電鉄取締役社長の原田氏、本学学長の規矩先生など多くの方々にご参加いただき、空き家改修プロジェクトの紹介やおかみさんレシピ、学生による魚料理と副菜の栄養について紹介させていただきました。
プレスリリースと口コミにより地域の方だけでなく、多くの企業関係者が参加してくださったことからも、本学においても目指している社会との連携を通じた地域の活性化に対する関心の大きさを感じています。
当日、副菜の担当をしたのはおかみさんレシピの執筆に携わった4年生ですが、菅ゼミの3年生が作成したお魚の栄養に関する掲示物も参加者の皆さんが熱心に見てくださいました。

 

4年生が副菜を調理

3年生が掲示物を作成

交流会

4年生による料理の説明

菅 洋子(管理栄養学科)

 

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