教員紹介

栄養学部教員コラム vol.160

2021.04.16 管理栄養学科 高橋 史江

コロナ禍で実施したアンケート結果(栄養学部)についてのご紹介です。

皆様こんにちは。約1年ぶりにコラムを担当させていただきます。
前回は「うまいもん大学2019」についてご紹介させていただきました。ご興味をお持ちいただけましたでしょうか?
さて今回はがらりと趣向を変えて、関東学院大学教養学会年報(第13号)に掲載させていただきました「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う春学期授業対応に対するアンケート結果についての報告」についてご紹介させていただきます。
2020年度春学期は4月7日から授業を開始する予定でしたが、同日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)緊急事態宣言(4月7日~5月6日)が発出されたことにより授業開始は大幅に遅れ、緊急事態宣言解除後に延期せざるを得ない状況になりました。この頃は(今も?)学生の皆様にとっても私共教員にとっても初めての事だらけの連続で、慌ただしい日々を過ごしていたことが思い出されます。
授業開始までの約1か月間、オンライン授業実施に向けての環境整備を可能な限り行い、講義科目については、ZoomやTeams等を活用したリアルタイム授業と受講期間を設定したオンデマンド授業により、どうにか5月からの開講に漕ぎ着けることができた一方で、対面実施を伴う実験・実習科目については、学生の皆様の安全面を最優先に配慮した結果、6月末までは休講をせざるを得ない状態になりました。
この間、実験・実習科目の授業内容・方法等について再検討したものの、オンライン授業だけで全てを対応することは難しく、対面授業を取り入れる必要性を改めて実感することになりました。対面授業実施に際しては、危険回避の観点から登校日数削減を目指し可能な限り実験・実習科目を集約した時間割を考えましたが、既に始まっていたオンライン授業科目の存在により時間割を変更することが難しく、当初どおりの時間割で実験・実習を行うことになりました。更に通学時間の必要性から、実験・実習科目の前後に配置されている講義科目については、可能な限りリアルタイムからオンデマンド実施への変更を依頼すると同時に、変更が難しい科目については学内で受講できる教室並びに機材の確保を行いました。このような様々な配慮に時間を要したことで、対面授業開始が6月下旬とならざるを得ず、実験・実習科目については8月中旬まで続きました。
そこで、秋学期の授業開始を目前にした9月、春学期の授業実施状況について学生の皆様の忌憚ない意見を聴取して秋学期以降の授業に活かすべく、学部独自で春学期授業状況等についてのアンケート調査を行いました。そして、その結果をまとめたものを関東学院大学教養学会年報(第13号)に「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う春学期授業対応に対するアンケート結果についての報告(pp.13-16)」として掲載させていただきました。
なお、上記教養学会年報(下図参照)につきましては、在学生の皆様には春学期オリエンテーションの際に配布させていただいております。ご覧いただけますと有難く存じます。

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