教員紹介

田﨑 達明

担当科目

食品衛生学、微生物学、食品衛生学実験、食品学実験II

氏 名 田﨑 達明(タサキ タツアキ)
所 属 管理栄養学科
職 名 教授
専攻分野 食品衛生学など
最終学歴 東京農業大学農学部農芸化学科
学部担当科目 食品衛生学、微生物学、食品衛生学実験、食品学実験II
長期研究テーマ 海洋生物に由来する食中毒起因物質の研究
長期研究テーマ
内容
近年、海洋微生物由来の食品媒介感染症のなかでも、アニサキスによる食中毒事例の増加している、また、従来魚類固有の寄生虫として知られていた粘液胞子虫が、ヒトにおう吐下痢を発症させる原因物質であるとされた。
これらの食中毒起因物質について、食品衛生の視点から調査・研究を行う。
短期研究テーマ 食品衛生分野における危機管理
短期研究テーマ
内容
厚生労働省は、平成26年5月に食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針(ガイドライン)の改正を行った。今回の改正は、HACCP義務化に向けた大幅な改正となった。
しかし、HACCP導入については、食品製造・調理事業者のうち、特に調理事業者については、メニューの多さや施設基準とのマッチングがなされていない現状もあり、導入するに当たっての課題がある。
このため、主要自治体の条例改定後の動向を踏まえ、給食施設等における実際の適用状況などを調査するなどして現在の基礎情報を取りまとめていく。
主要業績
  • ・ An Outbreak due to Sallmonella typhimurium,Biotype 17i,Associated with the Use of Raw Quail Egg and Incidence of Salmonella in Quail Eggs :Ann.Rep.Tokyo.Metr.Res.Lab.PH.,34,126-131,1983
  • ・ Nutritional Components in Potatos developed by Biotechnology :Ann.Rep.Tokyo.Metr.Res.Lab.PH.,44,183-185,1993
  • ・ Cytotoxinを産生するEscherichia coli O145:H-による集団食中毒の細菌学的・疫学的検討:Ann.Rep.Tokyo.Metr.Res.Lab.PH.,36,16-22,1985
  • ・ 薬事・食品衛生審議会委員(厚生労働省)
  • ・ 食品表示一元化検討会委員(消費者庁)
  • ・ 食品安全委員会専門委員(内閣府)
ゼミの内容 食品衛生にかかわる研究テーマ(食品衛生関連)を設定し、その背景・現状を調査・研究します。
主に、「海洋性生物に係る食品衛生」「HACCP」についてゼミナールを開きます
皆様へ
メッセージ
食品衛生は、食の安全・安心の基盤であり、食品製造・調理現場等において実践する科学です。
データを集積・分析し、理論に基づく実践を通じて根拠を求めることが大切だと思います。そのためには、フィールドに足を運ぶこと、そして検証を重ね、その結果を社会に還元していくための努力が大切です。
受験生へ
メッセージ
困難なことは多いと思う。大切なのは、できないのではなく、どのようにすればできるようになるかを考え、そして行動につなげていくことです。仲間と共に考え実行できるチームを創りましょう。
お問い合わせ ta1957@kanto-gakuin.ac.jp
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