栄養学部教員コラム vol.51
2012.06.07 管理栄養学科 山田 哲雄
2012年度も早や6月に入りましたが、人間環境学部の学生の皆さん、元気でお過ごしでしょうか?1年生は、教養ゼミナールで“大学での勉強”というものを学びつつあることでしょう。そして上級生は、1年次に比べると随分とレベルの高い勉学に励んでいることを実感していることと思います。
私は、4月21日の土曜日に出国し、27日の金曜日に帰国しました。行先はアメリカの西海岸:ロスアンゼルスの南に位置するサンディエゴです。アメリカの6つの学会(解剖学会、生理学会、生化学会、病理学会、栄養学会、薬理学会)が一堂に会する、Experimental Biologyという合同学会に参加してきました。参加者が1万5千人という一大イベントです。私は栄養学会の会員ですが、6つの学会のすべてのプログラムに参加することができます。時代を感じますが、Wi-Fiですべてのタイムテーブルをいつでも手元で見ることができるので、1日が24時間以上に実感できる充実した日々を過ごしてきました。
ところで皆さんは、“プレゼンテーション”をどのように捉えているでしょうか。単なる発表ではなく、自分が勉強したことを社会に還元することと考えると、その意味はとても大きくなります。大学で勉強することの意味を今一度考えて、充実した大学生活を送ってください。私も、皆さんと同じく勉強の毎日です。写真は、学会会場での一コマとある日の海岸の風景です。
山田 哲雄(健康栄養学科)