「室の木キャンパスの鳥類」

関東学院大学の周辺は金沢八景とされた昔の景観は失われたものの、残された自然環境に心が癒されます。
春には留鳥のイソヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラの美しいさえずりが聞こえます。また、渡りの季節にはツバメ、アマツバメ、イワツバメ，シギ・チドリ類が観察され、そして冬になると，大学近くの海岸から裏手にある鷹取山にかけて、ジョウビタキ、シジュウカラ、ヒヨドリの鳴き声が響きます。また海岸線では、ヒドリガモ、キンクロハジロ、オナガガモなど冬でしか見られない渡り鳥がやってきます。キャンパスには常にハクセキレイが地上に舞い降り、なにやら餌をついばんでいます。
学びの場で勉強する学生たちにとって、周辺の自然環境からの影響は大きいと感じます。整備された都市環境も悪くありませんが、関東学院では近代的な学内整備環境に加え、周辺の自然環境の豊かさが魅力です。
関東学院大学キャンパスの良さを、大学を訪れる皆様や学生の皆さんに方知って欲しいと思います。

　　　　　　　　オジロビタキ　　　　　　　　　　　　　　　　ジョウビタキ　　　　　　　　　　　ルリビタキ

田﨑達明（管理栄養学科）