栄養学部教員コラム vol.151
2020.05.20 管理栄養学科 津久井 学
皆さんこんにちは。栄養学部の津久井です。本学でも他大学でもオンライン授業が始まりました。オンライン授業はいつでも、どこでも授業の準備ができるなどのメリットはもちろんありますが、一方で、少なくとも私がお世話になっている所では各大学によりそのシステムが異なり分かり難い、十分に準備したつもりでも何回も手直ししたくなる(見ている学生さんには大変迷惑)、厳正な評価がしにくい、できれば対面で顔を向き合って授業したい(実際にお話して伝えたいこともある)などと考えている今日この頃です。私には2人の息子がおりますが、長男はオンライン授業、次男は塾がオンライン授業となり、家で仕事をしようにも子供の授業設定やPC作業のわからないことを一緒にやっているだけでかなり時間を使っています。子供の様子を見ていると、先生方が時間をかけ準備した動画や双方向授業など素晴らしいシステムであることを認識する一方で、息子は動画をyoutubeで見るように所々しか見ない、双方向授業では画像や音声が分かり難いなど問題点もあるように感じました。また、授業時間が減少する中、課題が際立って増加しておりストレスも増しているように感じます。
そこで、私の授業では課題を少なくして、こんな時だからこそ教科書をじっくり読んで欲しいと思います。教科書は教員が伝えたいこと、その科目で学ぶことがしっかりと記されています。まず、目次をみて科目の全体像をつかみ、その中のどこを学習しているのか把握しながら学習することは重要です。国家試験や資格試験にも絶対にプラスになると思います。オンラインのツールがせっかくありますので、質問等は遠慮なくお寄せ下さい。
この期間をどう過ごすかは、今後の学習状況に大きな差が出るのは間違いありません。落ち着いてあせらずに取り組んでいきましょう。
管理栄養学科 津久井学