栄養学部教員コラム vol.152
2020.07.17 管理栄養学科 寺本 あい
毎年恒例のゼミナールの活動を紹介をいたします。今回は、2019年度(昨年度)のゼミナール活動をご紹介します。寺本ゼミナールは、調理科学および給食経営管理分野を専門とするゼミです。
3年生の春学期のゼミナールⅠでは、月々のテーマを設定し、献立作成、食材の発注計画、調理と食事提供に係わる一連の過程を実習しています。その他、夏のオープンキャンパスでの「カフェ」および「ゼミ紹介」に向けての準備を行っています。4月は「ティータイム~ウエルカムパーティー~」、5月は「五月病に負けない」、6月は「野菜たっぷり中華」をテーマに献立作成を行いました。そして、オープンキャンパスでは昨年大流行したタピオカドリンクを提供しました。オープンキャンパスについては既に報告されていますので、このコラムではゼミのメンバーが自由に決めたテーマに基づいて作ったメニューをご紹介します。写真は、オープンキャンパスのゼミナール活動紹介用に制作したパネルです。
秋学期のゼミナールⅡでは、産官学共同事業「旬鮮レシピの開発」の試作・選考会など、じっくり時間をかけてレシピを作成し外部に向けて発信する活動を中心に行っています。その成果は、横浜市の公式クックパットでの公開や横浜食品商業協同組合に加盟の精肉店でのリーフレット配布を行っています。
春学期・秋学期の活動ともに、若い世代らしい斬新な料理やトレンドを取り入れた料理が提案され、私の少し固くなってしまった感性を和らげてくれます。