栄養学部教員コラム vol.184
2023.04.18 管理栄養学科 佐藤 容子
2023年3月14日〜16日、国立京都国際会館にて日本生理学会大会が開催されました、今年は、第100回記念大会という大きな節目にあたり、「恒常性と持続可能性〜生理学の次なる100年に向けて〜」という大会テーマのもと、各種のメモリアルイベントも催されました。その一つが生理学レガシーと称する展示で、この100年の間に生理学の発展に寄与した測定機器や著名な先生の業績などが、実物(添付写真)、写真、動画等で紹介されていました。コロナ禍に見舞われて以降、大会の開催には様々な困難が生じていましたが、今年はオンラインを交えたハイブリッド形式ながらも、2,200名を超える参加者が来場したとのことです。
研究発表には高校生(中高一貫校の中学生を含む)の参加枠も設けられており、日本の科学技術研究の未来を担うことになるかもしれない10代の若手が、38もの演題を通して熱い議論を繰り広げていました。優れた発表は、優秀賞として表彰され賞品も授与されます。あなたも身近な疑問をもとに、本場の学会での研究成果発表や研究者同士の交流を体験してみませんか(日本生理学会ホームページhttp://physiology.jp)。