栄養学部と関内キャンパス

橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説「おむすび」の放送が、今年（2024年）9月30日からスタートしました。人々の健康を支える栄養士として、現代人が抱える問題を食の知識で解決しながら、人の心と未来を結んでいく物語です。管理栄養士・栄養士の方々や、管理栄養士・栄養士を目指して頑張っている人にとっての応援ドラマとなるとともに、これから管理栄養士・栄養士を志す人が多くなることを期待しています。
さて、「おむすび」の放送が始まった今年度（2024年度）、本学部は「栄養学部」として10年目を迎えました！前身の「人間環境学部健康栄養学科」の卒業生だけではなく、栄養学部の卒業生も幅広い分野で活躍しています。
この10年、本学では多くの出来事がありましたが、中でも特に大きな出来事は昨年度（2023年度）に横浜·関内キャンパスが開校したことだと思います。
栄養学部の修学キャンパスは「横浜・金沢八景キャンパス」であるため、通常の授業で関内キャンパスの施設を利用することはありませんが、ゼミナールやオープンキャンパス等のイベントで利用することがあります。昨年度の３月に食品系の学会を開催した際には多くの来場者があり、横浜都心部を望む「ユニバーシティ・ラウンジ」や654名収容可能な「テンネー記念ホール」は大好評でした。
本学部の学位授与方針（ディプロマ・ポリシー）の中には「本学が立地する神奈川の歴史・文化・風土等の特性を理解する（地域に関する知識・理解）。」があります。
今後はゼミナールや卒業研究活動の中で関内キャンパスの施設も活用しながら、街の中にある食にかかわる課題を調査・研究することも計画しています。
横浜の街全体をフィールドとしながら学べる学修環境の中で、いろいろな刺激を受けながら社会の課題に立ち向かい解決するための力を修得してほしいと思います。