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栄養学部教員コラム vol.215

新カリキュラムがスタートしました

中村 優

 今年度(2025年度)から栄養学部では新カリキュラムがスタートしました。
変更点の一つとして、1年生の春学期(4~7月)に「栄養と化学」という科目が新設され、この科目は食品衛生管理者および食品衛生監視員の資格(任用資格)に必要であると同時に、「卒業必須科目」(卒業までに必ず単位を修得する必要がある科目)となっています。大学を卒業するためには、所定の単位を修得して卒業要件を満たす必要があります。「画像1」に記載されているように、分野ごとに指定されている科目の単位数の合計「124」単位が卒業に必要な単位数となります(管理栄養士国家試験の受験資格を取得するためには、それ以上の単位を修得する必要があります)。
「栄養と化学」の授業では、栄養学部の学生が専門的な知識・技術を修得する上で必要な「濃度の計算」、「単位換算」や「高分子化合物の特性」などを理解してもらうことを目的として授業を進めています。高校の時に「化学」を履修していなくても、本科目を通じてサポートできるように心がけています。