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栄養学部教員コラム vol.218

習うより慣れろ

山岸 博之

栄養学部では2025年度からカリキュラムが改訂され、加えて「日本人の食事摂取基準2025年版」への対応もあり、秋学期は猫の手も借りたい毎日でした。そこで「猫の手」ではなくYouTube先生を師と仰ぎ、「生成AI」を導入し始めました。使い始めると自然と活用範囲が広がり、「習うより慣れろ」を実感しています。

写真は、今年度の卒業論文です。今年は早い段階から議論を重ね、実験をしながら理解を深めてきました。発表会の準備が追いつかずヒヤヒヤすることもありましたが、本番では堂々としたもので、2つのテーマが「人間環境学会奨励賞」を受賞しました。研究室として初の複数受賞で、大きな励みとなりました。

とはいえ、論文執筆は学生にとっても教員にとっても大仕事です。そこで今年は、まず生成AIと「壁打ち」をしながら文章を整えていく方法を取り入れました。AIは質問の仕方次第で返答の質が変わるため、学生たちも最初は苦戦していましたが、少し使ってみればコツが分かってきます。慣れてくるとAIの助けを上手に使えるようになり、添削の負担はぐっと軽くなりました。おかげで全員、無事に締め切りに間に合わせることができました。

*もちろんこの原稿も複数回の壁打ちの結果に手を加えたものです。