お知らせ
2016.09.23
2016年9月20日(火)、2年生オリエンテーション終了後、実験動物慰霊祭がとり行われました。
「慰霊祭」とは、「死者の霊を慰め、鎮めるために行う祭式」です。栄養学部管理栄養学科では、1年生秋学期の解剖生理学実験、2年生春学期の生化学実験で動物実験を行います。実験後の動物は、専門業者により丁重に取り扱われ、また、慰霊もなされていますが、学科としても犠牲になったラットを悼み独自に慰霊祭を開催しています。ほとんどの学生は、秋学期以降に動物実験に携わることはありませんので、この時期に開催しています。また、卒業研究等で動物実験に携わった学生、教職員も参加しています。
宗教主事である教育学部 石渡 浩司 准教授より聖書朗読(創世記1章20節〜31節)、さらには神からの賜物である命の大切さに加え、人が生きるためには不可欠な犠牲であっても命を悼む気持ちが大切であるとのメッセージをいただき、最後に全員で神への祈りを捧げました。
閉会の挨拶では、自分たちの生活が動物たちの犠牲の上に成り立っていることを改めて認識し、感謝の念を持ち続ける事を確認して閉会となりました。
犠牲となった動物達に改めて感謝し、心から哀悼の意を表します。