３月３日（水）に2020年度をもってご退職される倉沢先生の最終講義が行われました。当日は天候にも恵まれ、倉沢先生のお人柄を表したような春らしい日差しの下、多くの学生や教職員、卒業生の参加がありました。講義は新型コロナウィルス感染拡大の状況を鑑み、対面形式とZoomを利用したオンライン形式を併用して感染予防に十分留意しながら実施し、「教育と研究～関東学院大学での教員生活を振り返って～」をテーマにご講義を頂きました。研究対象である食物繊維の歴史的背景やその分析方法などについて、ご自身の経験を踏まえて分かりやすく丁寧にお話をしてくださいました。倉沢先生は本学栄養学部の開設にもご尽力され、初代学部長として学部の礎を築き上げられました。この栄養学部をしっかりと受け継ぎ、より良い学生教育・研究と社会貢献のために邁進していきたいと思います。倉沢先生のこれまでのご貢献に感謝申し上げるとともに、先生のご健康と益々のご活躍を祈念しております。