栄養学部教員コラム vol.78
2014.06.05 管理栄養学科 山田 哲雄
2014年度も、早や梅雨の季節が間近になりました。人間環境学部の新入生、そして上級生の皆さん、元気でお過ごしでしょうか?
私は、4月26日の土曜日に出国し、5月2日の金曜日に帰国しました。行先はアメリカの西海岸:ロスアンゼルスの南に位置するサンディエゴです。アメリカの6つの学会(解剖学会、生理学会、生化学会、病理学会、栄養学会、薬理学会)が一堂に会する、Experimental Biologyという合同学会に参加してきました。参加者が1万5千人という一大イベントです。せっかくの海外でのとても大きな学会ですから、いろいろなプログラムに目一杯参加してきました。写真は、学会会場での一コマです。
さて、私は昨年もExperimental Biologyに参加しました。開催地は東海岸:マサチューセッツ州・ボストンでした。皆さんは覚えているでしょうか?
2013年4月15日に、ボストンマラソンのゴール付近で爆弾事件が起きました。今年は、国外ではロシア・ウクライナ問題で緊張状態が、そして国内では集団的自衛権を巡る論議が続いています。前回のコラムでも書きましたが、2001年9月の同時多発テロ事件(9.11)以来、世界では極めて不安定な状況が続いています。
当時の皆さんの多くは、小学生の低・中学年だったと思います。世界の情勢について、考えるところが多い昨今です。
山田 哲雄(健康栄養学科)