大学では、専門科目の他に共通科目も学びます。共通科目とは、専門性の高い科目を学ぶための基礎学力を養うとともに、思考力、判断力と人間性を高めるためのものです。管理栄養学科で4年間スムースに学べるように専門科目では「食生活論」を、共通科目では「教養ゼミナール」、「コンピュータ・リテラシー」を配置するだけでなく、学びがより良いキャリアにつながるように、「KGUキャリアデザイン入門」も導入科目として1年次春学期に配置しています。
1年次秋学期以降は徐々に専門科目が増えますが、「臨地実習」に向けて無理なく配置されています。「臨地実習」とは、最前線の管理栄養士業務について学外施設で学ぶ実習で、3年次の夏休みと春休みに配置されています。
4年時には栄養士・管理栄養士以外の資格取得に必要な科目も配置されています。個々人の志向に沿って専門性を深化させるために、10人前後の少人数制で3年次のゼミナールと4年次の卒業研究が配置されています。
栄養教育論Ⅰ | 食品加工学実習 | 運動生理学 |
---|---|---|
健康づくりとクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献するための栄養教育の方法を学びます。健康・栄養状態、食環境等の評価・判定に基づいて、栄養教育のマネジメント能力を身につけます。そのために必要な理論や技法を修得し、社会・生活環境や健康・栄養状態に基づいた栄養教育について理解します。 |
農産、水産、畜産などの加工食品の製造実習を行います。実習を通して理論や技術を理解・修得。食品加工に関する知識・技術などの製造理論から、実際に自分でコンニャクやジャム、ハムなどを製造しながら理解する実学です。食品加工には安全性、栄養性、嗜好性および経済性などの特性が重要です。 |
運動は、健康づくりの柱の一つとして位置づけられ、正しい食生活の指導とともに適切な運動指導が必要です。管理栄養士は、運動に関する相談を受けたり運動指導に関与する機会もあります。解剖生理学や応用栄養学などの授業で学んだ内容を土台にして、運動時の身体のはたらきや運動処方について学修します。 |