栄養学部教員コラム vol.198
2024.07.08 管理栄養学科 高橋 史江
現在(6月末)、梅雨の真只中です。
ところで、今年はなかなか梅雨入りしなかった気がするのですが、気のせい(私だけ?)でしょうか???
そこで、梅雨入りの時期について調べてみました(科学的根拠は重要ですものね!)。
やはり! 気のせいではありませんでした!
下表(気象庁 令和6年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)1))をご覧ください。
令和6年の梅雨入り 更新日:令和6年6月23日 |
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地方 | 令和6年 | 平年差 | 昨年差 | 平年 | 昨年 |
沖縄 | 5月21日ごろ | 11日遅い | 3日遅い | 5月10日ごろ | 5月18日ごろ |
奄美 | 5月21日ごろ | 9日遅い | 3日遅い | 5月12日ごろ | 5月18日ごろ |
九州南部 | 6月8日ごろ | 9日遅い | 9日遅い | 5月30日ごろ | 5月30日ごろ |
九州北部 | 6月17日ごろ | 13日遅い | 19日遅い | 6月4日ごろ | 5月29日ごろ |
四国 | 6月9日ごろ | 4日遅い | 11日遅い | 6月5日ごろ | 5月29日ごろ |
中国 | 6月22日ごろ | 16日遅い | 24日遅い | 6月6日ごろ | 5月29日ごろ |
近畿 | 6月21日ごろ | 15日遅い | 23日遅い | 6月6日ごろ | 5月29日ごろ |
東海 | 6月21日ごろ | 15日遅い | 23日遅い | 6月6日ごろ | 5月29日ごろ |
関東甲信 | 6月21日ごろ | 14日遅い | 13日遅い | 6月7日ごろ | 6月8日ごろ |
北陸 | 6月22日ごろ | 11日遅い | 13日遅い | 6月11日ごろ | 6月9日ごろ |
東北南部 | 6月23日ごろ | 11日遅い | 14日遅い | 6月12日ごろ | 6月9日ごろ |
東北北部 | 6月23日ごろ | 8日遅い | 14日遅い | 6月15日ごろ | 6月9日ごろ |
■ 令和6年の梅雨明け | |||||
地方 | 令和6年 | 平年差 | 昨年差 | 平年 | 昨年 |
沖縄 | 6月20日ごろ | 1日早い | 5日早い | 6月21日ごろ | 6月25日ごろ |
奄美 | 6月23日ごろ | 6日早い | 2日早い | 6月29日ごろ | 6月25日ごろ |
九州南部 | 7月15日ごろ | 7月25日ごろ | |||
九州北部 | 7月19日ごろ | 7月25日ごろ | |||
四国 | 7月17日ごろ | 7月16日ごろ | |||
中国 | 7月19日ごろ | 7月16日ごろ | |||
近畿 | 7月19日ごろ | 7月16日ごろ | |||
東海 | 7月19日ごろ | 7月16日ごろ | |||
関東甲信 | 7月19日ごろ | 7月22日ごろ | |||
北陸 | 7月23日ごろ | 7月21日ごろ | |||
東北南部 | 7月24日ごろ | 7月22日ごろ | |||
東北北部 | 7月28日ごろ | 7月22日ごろ |
・梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。ここに掲載した梅雨入りと梅雨明けの時期は、移り変わりの期間の概ね中日を示しています。
・「-」は、梅雨入り梅雨明けの時期がはっきりしなかったため、特定できなかった場合を表します。
・「平年」は、令和2年(2020年)までの過去30年の平均(入り・明けを特定できなかった年は除外)の日付です。
本学所在地(横浜)の関東甲信地方でも梅雨入りは遅く(6月21日ごろ)、これは平年(6月7日)に比して14日遅く、昨年(6月8日)に比べても13日遅くなっています。
また、連日、各地で線状降水帯情報並びに被害報告が相次いでいます。災害をもたらす大雨にはならないで欲しいと願う一方、水不足にはならないで欲しいと願う複雑な心境です。梅雨は生命に必須な水をもたらす大切な時期です。上手く付き合っていくための情報収集に心掛けたいと思います。
以上、いつもと違うことでした。
さて、ここからは、いつもと同じことです。8月3日(土)・4日(日)、横浜・金沢八景キャンパスにて、夏のオープンキャンパス(全11学部対象)2)が開催されます。本学にご興味のおありの方、どうぞ奮ってご参加ください。
本学部(栄養学部)も教職員一同、皆様のご参加をお待ち申し上げております!
参考資料:
1) 気象庁「令和6年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html
2) 関東学院大学オープンキャンパス https://ao.kanto-gakuin.ac.jp/event/2024080304/