栄養学部教員コラム vol.17
2009.10.29 管理栄養学科 山岸博之
春学期が終わり、夏休みに突入すると、卒業式直前に国試を控えた彼らには少々早い卒業旅行の季節でもある。実験の進捗状況を気にしつつもパンフを片手に旅行の計画を練る。
実験なんてすぐに終わる!と考えていたらしい。間違いの始まりである。授業と違って、自分たちで準備して、予備実験をして、あげくのはてにだめ出しをされる。憂鬱な日々を繰り返し、どうやら実験の夢をみたらしい。
お互い様だと割り切って、それぞれの仲間達と卒業旅行を計画し、遂行していく。帰ってくると、笑顔と共に土産話とお菓子が配給され、つかの間の平穏な時間が流れ、やがて現実に引き戻される。それなりにコツをつかみ、やっとの思いで本実験に突入した頃、夏休みは残りわずかとなった。どうやら、たまったガスを抜くために、打ち上げを企画しているようだ。気持ちはよくわかる。
秋学期には卒論を書いて、発表会も待っている。最後まで力を出し切って頑張って欲しい。ガンバレ!
山岸博之(健康栄養学科)