栄養学部教員コラム vol.38
2011.06.30 管理栄養学科 倉沢 新一
大学で学ぶこととはどのようなことでしょうか。手元に「教養ゼミナールガイドブック」という本があります。この本は、人間環境学部に入学した1年生の最初の学期に全員が学ぶ「教養ゼミナール」という科目のために用意されたテキストです。
このテキストには大学で学ぶことは、①知識を得る、②技術を習得する、③自分で学習する能力を身につける、④学ぶこと・考えることの面白さを体験する、⑤教養を身につけることであると記載されています。大学の授業で直接に先生から学ぶことは、知識や技術に関することが多いと思います。しかし、本当に学んでいただきたいことは、いろいろな授業を通して、学ぶことや考えることの面白さを体験しながら、自分で学習する能力を身につけることです。
人間環境学部は、さまざまな授業を通して、学ぶ楽しさとともに学生の一生の宝物となる自分で学習する力を養うために、多様な学科の多様なカリキュラムが用意されています。
倉沢 新一(健康栄養学科)