栄養学部教員コラム vol.113
2017.02.17 管理栄養学科 寺本 あい
調理科学・給食経営管理学の専門ゼミナールでは、レシピの考案から始まり実習をするという活動を中心に行っています。その一環として、ここ数年はオープンキャンパスでの給食提供、横浜市・食肉商業組合との産官学連携事業である旬鮮レシピ開発を行ってきました。
この活動に加え、今年度は、いくつかの料理コンテストへの参加を目指して、レシピ開発を行いました。春学期はカリフォルニアライスを用いたレシピコンテストにチャレンジし、ゼミ生全員がそれぞれ1点ずつ考案しコンテストに応募しました。その結果は、残念ながら全員落選。” レシピ開発って、楽しいだけじゃない”という厳しさ、難しさを知りました。
これをバネに、秋学期の初めには、” シーフードコンテスト~浜の市場~”にチャレンジ。今度はゼミ生全員の知恵を1つのお弁当箱に集積し、グループ“KANTO☆SAKANA”として応募しました。そして、無事予選を突破し、本選当日は、ゼミ生5人が代表として会場に乗り込み、制限時間内に弁当を仕上げ、審査を受けました。結果は第2位” 銀賞”をいただきました。
チャレンジした学生たちは、厳しい結果と、ちょっぴり悔しさを残しながらもうれしい結果、両方の体験を通して、あらためて食事計画の奥深さを実感し、成長したと思います。
来年度も、食のプロフェッショナルになるためのスキルの向上を目指して、新しいゼミ生たちも自主的に活動してくれることを期待しています。
寺本 あい(管理栄養学科)