栄養学部教員コラム vol.124
2018.01.17 管理栄養学科 田﨑 達明
毎年学生が1年以上かけてまとめ上げる卒業論文。その発表会は11月の下旬におこなわれます。
今年の当研究室での卒業研究発表演目は6テーマでした。学生のみなさんそして私自身もタイトであった事、
そして楽しかった事が思い出されます。
今回は、学生とともに活動し、検体採取(サンプリング)を行った「平潟湾における魚類のアニサキスの実態調査」
について紹介します。
本学の室の木は、平潟湾に抱かれたキャンパスです。平潟湾は三浦半島の豊かな漁場の一つであり、
鯵や鯖はもちろんのこと太刀魚や眼張、鮋などの近海魚も多く出荷されています。
2年前、我々はこの漁場で採取されるアジやサバの寄生虫について、調査を行う計画をたてました。
現4年生(今春卒業予定の学生)とは、2016年の秋から魚類のサンプリングを行いました。
写真は、「調査船での検体採取中のスナップ」、「採取された鯵」、
オープンキャンパスにおける「アニサキス説明スナップ」の各写真です。
皆さん、本学のオープンキャンパスなどにいらして調査の結果を学生から聞いて頂ければと存じます。
そして、是非本学に来て頂きまして、フィールドで体を動かす楽しさを体験していただければと思います。
そして、検体採取、調査研究、そして調理することを通じ、多くの事を経験しながら一緒に学びましょう。