栄養学部教員コラム vol.128
2018.05.17 管理栄養学科 細山田 洋子
関東学院の認定こども園「関東学院のびのびのば園」では、
地域の子どもたちが安心して過ごせる居場所作りの活動を始めています。
その名も、“のびのびの場“。
昨年12月に続いて、3月27日(火)に、2回目の活動が行われました。
当ゼミナールの学生も、この活動に参加・協力しています。
この日は、地域の小学4年生~6年生を園に招き、昼食として
バターチキンカレーとナン、おやつを提供して子供たちと楽しく過ごしました。
子供たちも、自分が食べるナンは自分で作るといった参加型の昼食です。
当日、学生はまず、朝から約30食分のナンの仕込みをします。
子供たちが集まってきたら、子供ひとりひとりにナンの作り方やコツを教えたり、
手伝ったりして仕上げます。出来上がった様々な形のナンは、調理室の
スチームコンベクションオーブンで美味しく焼き上げて完成です。
食後には、学生考案の食に関するクイズを実施しました。
学生達は、これらの食育活動を通して子どもたちとの交流を楽しみながら、
成長期の子供たちに関わる管理栄養士の役割や使命について視野を広げていきます。
この『関東学院のびのびのば園』の活動は、地域からの関心も高く、
民生委員や地区社協の担当者の方なども見学に訪れていました。
子供たちも、自分が食べるナンは自分で作ります。学生は、お手伝いしました。