栄養学部教員コラム vol.145
2019.10.18 管理栄養学科 倉沢 新一
9月24日から秋学期が始まりました。今日から来年の1月25日まで途中、大学祭や冬休みをはさんで秋学期間に、授業が15週(15回)おこなわれます。科目によっては、16回目が期末試験となります。学生さんたちはそれぞれ学生生活を楽しんでいるようです。
栄養学部の特徴の一つに臨地実習があります。管理栄養士が勤務している現場(臨地)に行き、現場の栄養士さんから、栄養士業務について直接指導受けるものです。臨地実習は合計で4単位(およそ4週間)の実習です(表を参照してください)。臨地実習を通して、より具体的に栄養士の役割や仕事の内容を、経験を通して学ぶことができる貴重な時期です。学生さんのなかには、臨地実習の経験によって、自分がなりたい栄養士像と就職先の分野を決めることがよくあります。栄養学部では、授業と重ならないように、臨地実習期間は、夏休み期間と春休み期間に限定しています。夏休み明けの今の時期は、お互いに夏休み中の臨地実習で経験したことの情報交換が行われています。臨地実習の経験を通して、学生さんの成長した姿が見えます。
臨地実習の期間中に、教員は臨地実習先に挨拶に行きます。そのときに実習生の実習態度に対して、実習先からお褒めの言葉をいただいたときはうれしく思います。まれですが、苦情を受けるときもあります。