栄養学部教員コラム vol.176
2022.08.08 管理栄養学科 津久井 学
皆さんこんにちは。栄養学部の1年生は春学期に大学の授業に慣れる教養ゼミナール(教ゼミ)という必修科目があり、食品学・食品加工学担当の私の教ゼミでは、今年も大学から徒歩5分の平潟湾にアサリの生態調査に行ってきました。学校にはもちろん学外活動届を提出し、アサリの生態調査として、授業時間にちょうど潮が干潮となる日時を調査し、5月17日(火)の1講時にアサリを採取しました(写真1と2)。潮干狩りが初めてという学生も多く、アサリについて学びながら採取後、砂抜きしたアサリについて、栄養や調理法を調べ、実際に調理を行い、最終的にレポートにまとめ発表します。今年は8名の学生がおり、近隣の「称名寺」や「野島公園と伊藤博文別邸」、「家庭料理(味噌汁)」、「地元の名産品(銘菓)」など各自が興味を持つ異なるテーマを選択・設定し、7月12日の発表に向け取り組みました。管理栄養士は、人とのコミュニケーションが必要な仕事です。発表時には、全員各発表に対し必ず1回は質問や意見をいうなどルールを決めて実施しました。
高校生の皆さん、入学したら一緒にアサリを採取し討論しましょう。