保護者の皆様へ
2015年度から新たに発足した栄養学部管理栄養学科は、管理栄養士を養成する学部学科です。関東学院の栄養士養成は1969年から始まり46年の伝統があります。この間、多くの卒業生を送り出し、卒業生は神奈川県をはじめとして全国で栄養士・管理栄養士として活躍しております。
管理栄養士に求められる資質は、管理栄養士業務にかかわる、栄養学等の専門知識と実務を行う技能です。しかし、専門知識とともに、豊かな人間性が求められます。このため、多様な共通科目群とともに、多くの専門の講義科目が用意されています。また、実務的な技能を習得するための実験実習の科目が多いのも本学科のカリキュラムの特徴です。実験実習では多くのレポート提出が課せられます。さらに、3年生の夏休みと春休み期間では、「臨地実習」があります。「臨地実習」では、病院、保健所、小学校などで管理栄養士業務を経験します。「臨地実習」を経ると、自分が目指す管理栄養士像が具体的になるようです。4年生では、卒業研究とともに、就職活動、国家試験験準備が本格化します。
このように、管理栄養士養成課程での勉学は努力が必要です。努力できる力の源は、管理栄養士になりたい、管理栄養士として社会から必要とされる人材となりたいという強い思いです。この思いを強く持ち続け、全員が国試に合格し管理栄養士として社会に参画していただきたいと希望しています。そのため、1年生から4年間、教育面で少々厳しい指導をします。場合によっては、叱咤激励もします。残念なのは、アルバイトを優先し、勉強に十分時間を使わずに学業が不振となったり、自分の能力を簡単に見限ることにより、管理栄養士資格になるという入学時の希望を放棄せざるを得なくなる学生がいることです。入学時の希望がかなえられるように、ともにサポートしたいと思います。是非、ご父母の方々も、お子様を見守ってください、時には励ましてください。
関東学院大学では毎年、大学とご父母とのコミュニケーションの場として「父母懇談会」を開催しております。大学とご父母との意見交換の場にしたいと考えておりますのでお気軽にご出席ください。6月上旬に、冊子「父母懇談会のご案内」を郵送いたします。お申し込みには、添付のハガキをご利用ください。