栄養学部教員コラム vol.180
2022.12.13 管理栄養学科 山岸 博之
神奈川県栄養士会は栄養士の職能団体です。公益社団法人として、県民の健康維持増進及び介護予防への寄与に加え、災害時の派遣チームであるJDA-DATを組織し、県民の安全安心への寄与を目的としていす。同会は、日本栄養士会神奈川県支部として昭和21年に産声をあげ、昭和47年12月に社団法人を取得し、法人設立50周年(創立76周年)を迎えるにあたり、今年4月に記念事業準備委員会を発足しました。私は以前、同会の研究教育事業部長を努めており、メンバーに招集していただきました。
しばらくぶりに訪れた栄養士会事務所の会議スペースは、巨大モニターが設置されていました。おかげで、webでの参加者も含めた会議も円滑にこなせ、編集や打ち合わせといった作業もスムースにこなすことができました。以前から、小規模な研修会は事務所で開催していましたが、web併用ならもう少し規模を大きくしても問題なく開催できるので、これまで以上に活動の幅を広げることができそうです。私は実行委員会の中でも記念誌委員会に配属され、この10年間の活動を振り返る企画を担当しました。機関誌である「栄養かながわ」のページをめくるたびに、栄養士会の活動領域の広さや、会員の勤勉さを改めて実感しました。編集作業も無事に10月に終了することができ、当日を待つだけとなりました。
記念式典は、11月18日に横浜崎陽軒で開催されました。来賓の御歴々からは、日頃の活動に対する評価と共に、今後への期待が込められたご祝辞を賜りました。嬉しさとともに身の引き締まる思いもあり、節目となる50周年記念にふさわしい素敵な時間を過ごすことができました。コロナ禍でもあり、会食はありませんでしたが、盛会裏に終了することができました。
式典の終盤では、記念誌と同じ「輝」をテーマとする動画『公益社団法人 神奈川県栄養士会「50年のあゆみ」』が紹介されました。YouTubeで公開されましたので、諸先輩方の活躍の歴史をぜひ御覧ください。そして、近い将来、ご自身が輝く姿を想像してみてください。