栄養学部教員コラム vol.183
2023.03.22 管理栄養学科 小林 靖
すべての疾患の治療の基本は栄養療法です。十分な栄養状態が確保されていない患者さんは、いかなる治療を行っても回復してきません。病院管理栄養士は、医療技術職員として、病院で栄養・食事療法のために働きます。
今年、関東学院大学栄養学部からは、20名以上の4年生が病院管理栄養士として採用されました。就職活動は大変でしたが、多くの援助を受けて、無事、就職しました。
管理栄養士の免許を最も活かせる仕事が病院管理栄養士。これから全国の病院に散っていく卒業生が活躍してくれると思います。
また、20歳代の前半の、もっとも体力、知識吸収ができる時期に、総合病院で多くの臨床経験を積むこと、次のキャリアにつながります。ライフスタイルの変化と共にクリニック、保健所などの公務員、大学の研究者、あるいは、より高度な医療を行っている先進的な病院などで活躍が期待します。
栄養学自体も高度化して面白くなってきていて、また、臨床の現場には根拠のあるガイドラインが整備されてきています。さあ、皆さんも私たちと一緒に病院で働きませんか。