教養ゼミナールの紹介

大学に入学してすぐに始まる授業の一つに「教養ゼミナール」があります。これから大学で学修するために必要な知識や学習法を学ぶことを目的とした本科目は、学科の教員１名と学生10名程度が一つのクラスとなり、少人数制で実施しています。栄養学部の専門科目では、秋学期以降になるとクラス別に分かれての授業が多くなりますが、教養ゼミナールは異なるクラスのメンバーもいるため、幅広い交友関係の構築にも繋がっています。
初回のガイダンスでは自己紹介や今後のスケジュール、大学生活についての説明を実施しています。その他、交友関係を深めるとともに大学周辺の歴史や自然などを理解することを目的として、キャンパスに近い「野島展望台」までの地域探訪、「図書館ガイダンス」ではレポート等の作成に必要な情報の収集方法や図書館の利用方法を学んでいます。
後半は各々テーマを設定してレポートを作成し、その内容を他のメンバーに紹介（プレゼンテーション）する取り組みを実施しており、発表後の質疑応答では積極的なコメントや質問があります。また、最終回には「期末試験に向けて」をテーマに、大学生として初めて迎える期末試験に関する注意事項（時間割、持ち物、成績評価等）を説明し、試験に対する不安を解消してもらえるようにしています。このように、授業内においても新入生が安心して、より良い学生生活を送ることができるようにサポートしています。